だけど、本当に辞めていいのだろうか?
こんな風に悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
このまま勤めるのは嫌だ!という気持ちもありながら、でも辞めて後悔はしたくない・・・
退職は人生にとって大きな選択ですし、辞めてしまって今後の自分の人生は大丈夫なのだろうか?と不安になってしまいますよね。
悩むのも、決断に時間がかかるのも当然のことです。
わたしは東証一部上場企業の人事部で働いていましたが、悩んだあげく約2年間勤めて退職しました。
でもあと40年近くもここにいるのは辛い・・・
いろいろと葛藤した結果、退職を選びました。
今は辛かったのが嘘のように毎日が楽しく、まったく後悔もしていません。
でもこうやって今楽しく過ごせてるのはちゃんと自分の中で決断できたからだと思っています。
今回は会社を辞めたいと思っているあなたに向けて、決断するための8つの対処法を紹介します!
今が辛いからと勢いで辞めてしまったり、逆に辞めたいのになにもせずズルズル働くのは絶対に後悔します。
最終的に決断するのは自分です。
やれるだけのことをやって、辞めるか辞めないかしっかり決断していきましょう!
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対処法1:なぜ辞めたいのか?考える
そもそもなぜ辞めたいという気持ちが生まれたのか考えていく必要があります。
- 上司が嫌い
- 休みが取れない
- 給料が低すぎる
- 通勤時間が苦痛
- 仕事が合っていない
- パワハラを受けている
- ミスばかりしてしまう
- 人間関係がうまくいかない
- やりたいことができていない
上司が嫌いという理由も、上司や自分が異動すれば次の上司はいい人かもしれません。
いきなり「もう辞めるしかない」と思うのではなく、まずは今の職場で解決できることはないか?よく考えてみましょう。
しかし、給料が低すぎることや休みがとれないこと、パワハラがまんえんしているような職場は簡単に解決できるものではありません。
こういったものは革新的な経営者に変わるか、あなたがエライ立場にならない限り変わらないと思った方がいいです。
でも正直、そこまでがんばるのは相当きついですよね・・・
職場環境のせいで体を壊したら元も子もありませんから、この場合は前向きに転職を考えていくことをおすすめします。
対処法2:決断できない理由を考える
あなたが上記のような辞めたい理由がありながら決断できないのはなぜでしょうか?
- 今の生活を失いたくないのか?
- 環境が変わるのがこわいのか?
- 他のところでやれる自信がないのか?
よーーーく、自分の本心を考えてみてほしいです。
「退職するか迷う」状態は2つのパターンに分けられる
「退職するか迷う」という状態は2つのパターンに分けることができます。
- 自分のやりたいことが定まっていない
- 自分のやりたいことが多少なりとも会社でできている
自分のやりたいことが定まっていないというのは、今の会社で働くのは嫌だけど自分のやりたいことも分からないから退職するか迷ってしまう。
つまり今の自分の仕事を手放していいのか判断ができない状態です。
一方で、自分のやりたいことが多少なりともできているというのは、
たとえば「人を助ける仕事がしたい」と思っていたら、ある意味、営業でも医療でも事務でもなんでもいいわけです。
どれも人を助ける仕事です。
今の仕事や会社が拒否反応を示すくらい無理!ってわけではなくて、多少なりとも自分がやりがいを持てる仕事ができているため退職するか迷っているんです。
「ここは自分に合ってる」「この仕事は好きだけど、この仕事はきらい」など、そこまでは分かっている状態です。
わたしはどちらの状態もまだ辞めない方が賢明だと思います。
対処法3:今の仕事に打ち込む
自分のやりたいことが多少できてる方はこのまま様子を見てもいいと思います。
しかし、やりたいことが定まっていない人は逆に今の仕事に打ち込んでみましょう。
こう思うかもしれませんが、仕事に打ち込むことで「これは好きな仕事」「これはきらいな仕事」と自分のやりたいことが明確に分かってくるんです。
たとえば、
- 人と関わりのある業務は嫌いだけど、もくもくと資料作成するのは好きだな
- 細かい作業がすごい辛くて大変だったけど「ありがとう」って人の役に立てるのはうれしい
こんな目線で仕事を見てみると自分の向き不向きもわかるし、興味のあることも出てきますよ。
だから、自分の本当にやりたいことを知るためには期限つきで仕事に打ち込んでみるのもおすすめです。
対処法4:有給をとって休む
仕事に打ち込むのとは逆に、有給をとって休むこともおすすめです。
会社を辞めたいときって、精神的にも肉体的にも疲れきってしまっていることが非常に多いです。
まずは1日でいいのでお休みをもらいましょう。
用事があるときにしか有給をとらない方もいるかもしれませんが、休んだ1日は散歩でもしながらゆったり自分の将来を考える時間に使ってみてください。
ちゃんみお
ひと休みすると不思議なことに「また明日からがんばるか」という気持ちも生まれてきたりします。
睡眠と休みをとることで冷静に考えられることも多いですよ。
対処法5:自分のスキルや長所を見直す
転職するにしても独立するにしても、自分の長所(アピールポイント)を具体的に言えることは大事ですよね。
- どんなスキルが身についた?
- 今の仕事をしてなにか克服した?
- 他の人にはない自分だけの長所は?
自分の長所を知りたい方はこちらから性格診断ができるので、やってみてくださいね。

対処法6:退職経験者に相談する
決断できずに迷っているなら、会社を辞めたい時に相談すべき相手は親でも親友でもなく「退職経験者」で書いてあるように、実際に退職した人に話を聞くのもいいと思います。
- 退職して後悔してないか?
- 退職するまでにやったことは?
- 辞めたときのまわりの反応は?
- どういう不満があって辞めたのか?
このあたりのことって気になりますよね。
それならば経験した人に直接聞いてみるのがおすすめです。
しかし自分の環境と完璧に一致している人はいませんから、あくまで参考程度にしておきましょう。
対処法7:貯金する
辞める決断ができない方の中には、貯金があまりないことが原因の方もいるのではないでしょうか。
転職するにも引っ越し費用などかかるかもしれませんし、
退職して旅行いくにもお金がいるし、
留学にもお金がいるし、
独立にもお金がいるし、
・・・
お金がないとできることが圧倒的にせばまるんですよね。
お金があれば「わたしは嫌になったらいつでも辞めれるし好きなこともできる」という余裕と逃げ道がうまれます。
ちゃんみお
「会社辞めたい」って人はまず100万円貯金してみたら?という提案でも書いていますが、辞めたいときにこそ貯金は必要です。
自分の新しい一歩をふみ出すために早めに貯金しておきましょう。
対処法8:転職を考える
結局大切なのは、辞めたあとなにをするか?です。
なにも決まってないかけど辞めたいから辞める、というのは絶対に後悔します。
もしまだ転職サイトに登録していないのなら登録しておきましょう。
転職サイトに登録して他の会社を見ると、いろんな選択肢があることを実感できますよ。
とくに、今の会社より条件のいい会社にめぐり合いたい、大手企業に行きたいという気持ちがあるならば今すぐ登録しましょう。
大手企業は常時募集しているわけではないので、タイミングが非常に重要なんです。
自分の興味ある会社を見逃さないために複数登録しておきましょうね。

大事な一歩だからこそ慎重に
会社を辞める決断って本当にむずかしいですよね・・・
でも、一度きりのあなたの人生です。
今は辛いですが、しっかり自分に向き合うことで充実した人生を送れるかどうかが決まると思います。
あなたが後悔しない選択ができるように祈っています!
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